小此木・松本、新旧内閣特命・国家公安委員長引継「交通事故死者数が減少にあるが…」

自動車 社会 行政
防災・国土強靭特命担当相として引継を行う小此木八郎新大臣と松本純前大臣
防災・国土強靭特命担当相として引継を行う小此木八郎新大臣と松本純前大臣 全 1 枚 拡大写真

本格始動した第3次安倍第3次改造内閣。内閣特命大臣として引継式に臨んだのは国家公安委員長でもある小此木八郎新大臣と松本純前大臣。

4日夕方の内閣府で、防災・国土強靭化の特命担当相として筆文字で署名を交わし、松本前大臣から手渡された引継書を両者で支えた後は、がっちりと握手を交わした。

「特に親しくお付き合いいただいた大臣からの引継でありますので、じっくりと腰を落ち着けて、さまざまなことを教えていただきながら現状を把握したい」(小此木氏)。

強い勢力を維持したまま衰える様子のない台風5号は、新しい防災・国土強靭化担当相の新たな気がかかりだ。小此木氏は閣僚記者会見で次のように述べている。

「強靭な国づくりは喫緊の課題。民間の取組みの促進を行い、オールジャパンで国土強靭化を進めていく。防災では、豪雨災害で甚大な被害が発生している。被災地の復旧復興に全力をあげる。また、今後予測される地震津波防災の国民運動の展開を計り、その備えに万全を期す。災害対策を担当する大臣として、常に緊張感をもって職務に臨む決意」

また、国家公安委員長としては、現状について刑法犯認知件数や交通事故死者数が減少にあるなど一定の改善がみられる一方、引き続き課題が山積している。テロ対策強化、サイバー空間の脅威への対応、新時代の刑事手法制度に対応した警察捜査の構築、ストーカー行為、虐待など人身安全関連事案への的確な対処、暴力団対策、交通事故抑止対策、災害対応の応力の向上に取り組むとした。

「日本を世界一安全な国にするため、治安上の諸課題に全力を尽くす」と語った。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る