東武鉄道、竹ノ塚駅の下りホームを急行線の高架下に移転 8月27日

鉄道 企業動向
2016年に高架化された下り急行線(右上)。この高架橋の下を通る仮設の下り緩行線(中央下)と仮設ホーム(左下)は8月27日から使用を開始する。
2016年に高架化された下り急行線(右上)。この高架橋の下を通る仮設の下り緩行線(中央下)と仮設ホーム(左下)は8月27日から使用を開始する。 全 3 枚 拡大写真

東武鉄道は8月27日、竹ノ塚駅(東京都足立区)の下りホームを移転する。同駅付近で行われている連続立体交差事業(連立事業)の一環。地下の仮設改札も使用を開始し、現在の橋上駅舎は閉鎖される。

竹ノ塚駅構内には4本の線路があり、外側の2線は同駅を通過する列車が走る急行線。このうち下り急行線は2016年5月に高架化された。内側2線は竹ノ塚駅に停車する列車が通る緩行線で、島式ホームが1面設けられている。

8月27日には下り緩行線が下り急行線の高架下に移り、下り緩行線の仮設ホームの使用も開始する。現在のホームは上り緩行線専用となり、渡り通路を設けて仮設ホームとつなげる。このほか、地下自由通路の途中に設けた仮設地下改札の使用も始まる。これに伴い、現在の橋上駅舎と東西こ線通路は8月26日限りで閉鎖される。

竹ノ塚駅は、伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の西新井~谷塚間にある駅。2005年、近くの踏切で死傷事故が発生し、これを機に同駅とのその前後の区間を高架化する連立事業が始まった。全ての線路の高架化が完了するのは2020年度の見込みだ。

《草町義和》

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