【BMW G310R 試乗】大型免許不要、アンダー400でも「しっかりBMW」…青木タカオ

モーターサイクル 新型車
BMW G310R
BMW G310R 全 29 枚 拡大写真

アンダー400cc、つまり普通2輪免許で乗れるBMW、それが『G310R』だ。

【画像全29枚】

車体サイズはコンパクトで気負わず乗れるサイズだが、タンクにボリューム感があるし、座面の広いシートやワイド気味なハンドルで、排気量のわりには車格はしっかりとしている。

なのでライディングポジションにも窮屈さがなく、身長175cmの筆者が乗るとしっくりとくるから日本人の標準体型だと、まさに“ちょうどいい”といった印象。

ダウンサイジングモデルでありながら、細かいところをじっくり眺めても完成度が高い印象を受け、チープさがないのはさすがBMWと言える。

最大の特徴はシリンダーを後傾させ、従来のエンジンとは逆に吸気を前方から、排気を後方とした単気筒エンジン。フロント荷重が得やすことで旋回性が高まり、ホイールベースを長くしなくてもスイングアームを伸ばし直進安定性も高まるなど利点は多い。

そのシングルエンジンは軽やかに回り、走りもキビキビと気持ちがいい。低回転域からトルクがしっかりあって、クラッチミートに気を遣う必要もない。中高回転も元気溌剌で、レブリミッターの効く1万500回転まで淀みなく回っていく。

前後サスペンションはよく動き、フレンドリーなキャラクターを決定づけているが、ペースを上げて負荷をかけても踏ん張りが効き、スポーティな走りも楽しめる。

そうした250cc勢とは1ランク上の走りが魅力なのはもちろん、高級バイク『BMW』に乗っているという満足感がちゃんとあるのも強みだ。

■5つ星評価
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
コンフォート:★★★
足着き:★★★★
オススメ度:★★★★★

青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】「よくできた万能SUV」だととらえると、評価を誤ることになる
  2. ここまで変わる? ホンダ『アコード』次期型の新デザインを予想
  3. アウディ6車種858台リコール、燃料漏れ
  4. 「胸アツです」「出たら欲しい!」マツダスピリットレーシング第二弾はどうなる? “最強のマツダ3”登場に期待の声!
  5. 【アウディ A5 新型試乗】「ちょうどよい」サイズと、4気筒ディーゼルとして満点の静粛性…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る