【INDYCAR 第14戦】ポール発進の琢磨は原因不明のマシン失速で13位…優勝はウィル・パワー

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ポールから好発進した#26 佐藤琢磨(先頭右)だったが、無念の展開に沈む。
ポールから好発進した#26 佐藤琢磨(先頭右)だったが、無念の展開に沈む。 全 8 枚 拡大写真

現地20日、インディカー・シリーズ第14戦の決勝レースが米ペンシルベニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで実施され、ポール発進で期待された佐藤琢磨は原因不明のマシン失速症状に見舞われ、13位に終わった。優勝はウィル・パワーで今季3勝目。

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三角ビッグオーバル「ポコノ」での500マイル戦が、インディカーらしい、予選順位があまり関係ないようなスペクタクルな展開になることは充分に予想され得たことだが、ポールポジションから好スタートを切りながらもどんどんポジションを下げていった佐藤琢磨(#26 Andretti Autosport/ホンダ)の状況が、そういった“展開”の範疇でないことは明確だった。

以下はレース後のホンダからの公式コメントによる、琢磨の状況。

「佐藤はスタート直後からマシンのハンドリング不調に悩まされ、ポールポジション発進だったにも関わらず、優勝争いに加わることはできませんでした。マシンになにかトラブルが発生したのか、セッティングに狂いが生じていたのか原因は(現段階で)不明ですが、予選で見られた目覚ましいスピードが決勝では一切発揮されない悔しい戦いとなりました」

佐藤琢磨のコメント
「ポールポジションからのスタートはうまくいき、トップでターン1に入りましたが、ターン2の先でトニー・カナーンにパスされました。スピードが伸びない、なにかがおかしいと感じました。タイヤが温まってからもアンダーステアが強く、順位を下げていくしかありませんでした。ピットストップでウイングを立てていきましたが、前のマシンと同じペースで走ることはできても、パスをするのは難しかったです。予選ではスピードを見せることができていたのに、レースで全く戦うことができなくなったのは悔しいですね。このコースにはリベンジをしなくてはなりません」

今季2勝目、通算3勝目の好機と思われたが、琢磨は13位という残念な結果に終わった。シリーズランキングは7位のままながら、これでトップとは95点差。通常レースの約2勝分の差がつき、終盤のタイトル争いに絡んでいける可能性は極めて小さくなってしまったが、残り3戦で今季もう1勝(できればもう3勝)を狙ってほしい。

ポコノ戦を制したのはウィル・パワー(#12 Team Penske/シボレー)。レース終盤は僚友のひとりジョセフ・ニューガーデン(#2 Team Penske/シボレー)との接戦をしのぎ切り、ポコノ戦2年連続制覇で、今季3勝目をあげた。ニューガーデンは2位に入ってシリーズポイントリーダーの座を堅持。4位に前年王者シモン・パジェノー(#1 Team Penske/シボレー)が入り、ペンスキー(Penske)勢は今回決勝で1-2-4を占めた。

3位はホンダ勢トップのアレクサンダー・ロッシ(#98 Andretti Herta Autosport w/Curb-Agajanian/ホンダ)。5位はトニー・カナーン(#10 Chip Ganassi Racing/ホンダ)、6位にはその僚友スコット・ディクソン(#9 Chip Ganassi Racing/ホンダ)が続いた。ディクソンはニューガーデンから18点差で、現在シリーズ2位。

第15戦はイリノイ州マディソンのオーバルコース、ゲートウェイ・モータースポーツパークにて、現地26日決勝の日程で開催される。

《遠藤俊幸》

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