【実践! サウンドチューニング】ユニットタイプごとの調整機能の傾向分析 その14

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
「単体DSP」の設置例。写真は、「レインボウ」のDSP。
「単体DSP」の設置例。写真は、「レインボウ」のDSP。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオの音を整えるための必須項目である「サウンドチューニング」について、そのノウハウを多角的にご紹介している当コーナー。現在は、「ユニットタイプごとの調整機能の傾向分析」と題してお届けしている。今週からは「単体DSP」について考察していく。

ハイエンドカーオーディオ愛好家に人気が高い、「単体DSP」。人気が高い理由は、取りも直さず、「サウンドチューニング機能」が高性能だから、である。全般的に高機能なのだが、特に目立って優れているのは、「イコライザー」だ。

ハイエンド・カーオーディオの世界で「イコライザー」と言えば、ちょっと前までは“左右独立”が定番だったが、「単体DSP」の多くは今や、“ch独立”という仕様になっている機種がほとんどだ。

クルマの内装の形状は左右で異なっているので(ステアリングやメーターフード等があるから)、周波数特性の乱れも方も左右で異なってくる。それに対処するために「イコライザー」にも“左右独立”が求められたのだが、「単体DSP」では、それがさらに“ch独立”にまで進化している、というわけなのだ。

また、入力系統が多彩になっているあたりも、「単体DSP」ならではのポイントだ。今や、デジタル入力を持つのは当たり前になっている。カーオーディオのソースユニットとしてポータブルデジタルオーディオプレーヤーが使われるケースが増えてきたが、「単体DSP」はそれらとの親和性も高い。「単体DSP」は、デジタル機器とカーオーディオとの橋渡し役的な機器、という側面も持っているのだ。

そして、“ハイレゾ音源”に対応する機種も徐々に増え始めてきた。この部分については、今後も急速に対応が進んでいくだろう。

さらには、“スピーカーレベルインプット”を備えていることも「単体DSP」の特長の1つだ。これについては、ほぼすべての機種が対応している。純正オーディオが取り外しにくい車種が増えている中では、カスタムカーオーディオは純正オーディオと共存させるしかない。「単体DSP」はそれを実現させるためのキーユニットでもあるわけだ。であるので、「スピーカーレベルインプット」は、「単体DSP」にとって、なくてはならない機能なのである。

さて、次週も「単体DSP」の調整機能の傾向分析を継続してお贈りしていく。お楽しみに。

【実践! サウンドチューニング】Part.5「ユニットタイプごとの調整機能の傾向分析」その14

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  3. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  4. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
  5. トヨタ『ライズ』次期型はRAV4デザインか⁉…6月のスクープ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る