バイクの日きっかけに、関係省庁、業界団体に表敬訪問…二輪車交通環境の改善求めAJ

モーターサイクル 企業動向
バイクの日をきっかけに関係省庁を表敬訪問した全国オートバイ組合連合会(文部科学省)
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内閣府が制定したバイクの日(8月19日)をきっかけに、関係省庁などに二輪車の交通環境を理解してほしいと21日と22日の両日、AJ(全国オートバイ組合連合会)が表敬訪問に訪れた。

大村直幸会長、土居光夫副会長ら5人は21日、10時に環境省を訪れ、11時に警察庁、昼休みを挟んで14時から国土交通省、経済産業省、文部科学省と、ほぼ1時間刻みで霞が関を回った。また、翌日は日本自動車工業会などの業界団体を訪れた。

二輪車を取り巻く環境は、目の前に迫る排出ガス規制の国際基準調和、放置駐車違反の取締りと駐車場整備、高速道路では料金問題、路側帯走行規制、ETC普及などに加えて、産業政策としてのエコ・バイク助成など、さまざまな問題がある。

また教育問題でも、技術家庭科でエンジンの構造など機械・内燃機関についての内容が減少・削減される傾向にあり、連合会としての危機感について、文部科学省と意見交換した模様だ。

さらに、モーターサイクルショーなどのイベント会場で募った署名について、警察庁、国土交通省、文部科学省に目録を手渡した。

連合会は、関係団体との連携の中で、二輪車利用環境改善の意見が施策に反映されるよう働きかけていくという。
急速に出荷台数を延ばす電動アシスト自転車に比べて、一向に下げ止まる気配がない50cc原付バイク…

《中島みなみ》

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