ダイムラー、新プラットフォームの名称は「verimi」…複数サイトへのログインが簡単に

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ダイムラーなどが立ち上げた新プラットホーム「verimi」の公式サイト
ダイムラーなどが立ち上げた新プラットホーム「verimi」の公式サイト 全 1 枚 拡大写真

ダイムラーは8月28日、オンライン登録の一元化のために、個人データを管理する新たなプラットフォームの名称を「verimi」にすると発表した。

このプラットフォームの開発プロジェクトには、ダイムラー、アリアンツ、ドイツ銀行をはじめ、大手出版社のアクセルシュプリンガー、大手金融会社のポストバンク、地図および位置情報サービス会社のHERE、テクノロジーシンクタンクのCoreが参画。今回新たに、ルフトハンザ、ドイツテレコム、ITセキュリティ会社のBundesdruckereiも加わることが発表された。

名称が決まったverimiは、「verify」と「me」の組み合わせ。顧客はいわゆる「マスターキー」を使用。このひとつのキーによって、さまざまな企業のオンラインサービスに、登録やログインすることを可能にする。利便性が向上するだけでなく、より安全で最高水準のデータセキュリティとデータ保護を実現することを目指す。

このマスターキーは、2017/2018年度にライブ公開される予定。マスターキーでは、ユーザーがIDとパスワードを使用してプラットフォームにログイン。その時点で、すでにプラットフォームに接続されている参加企業のアプリケーションにアクセスできる。新しいアプリケーションにログインするたびに、毎回個人情報を入力する必要がない。異なるウェブサイトにおいて、複数のパスワードを要求されることもなくなる。

《森脇稔》

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