ダイムラー、新プラットフォームの名称は「verimi」…複数サイトへのログインが簡単に

自動車 テクノロジー ネット
ダイムラーなどが立ち上げた新プラットホーム「verimi」の公式サイト
ダイムラーなどが立ち上げた新プラットホーム「verimi」の公式サイト 全 1 枚 拡大写真

ダイムラーは8月28日、オンライン登録の一元化のために、個人データを管理する新たなプラットフォームの名称を「verimi」にすると発表した。

このプラットフォームの開発プロジェクトには、ダイムラー、アリアンツ、ドイツ銀行をはじめ、大手出版社のアクセルシュプリンガー、大手金融会社のポストバンク、地図および位置情報サービス会社のHERE、テクノロジーシンクタンクのCoreが参画。今回新たに、ルフトハンザ、ドイツテレコム、ITセキュリティ会社のBundesdruckereiも加わることが発表された。

名称が決まったverimiは、「verify」と「me」の組み合わせ。顧客はいわゆる「マスターキー」を使用。このひとつのキーによって、さまざまな企業のオンラインサービスに、登録やログインすることを可能にする。利便性が向上するだけでなく、より安全で最高水準のデータセキュリティとデータ保護を実現することを目指す。

このマスターキーは、2017/2018年度にライブ公開される予定。マスターキーでは、ユーザーがIDとパスワードを使用してプラットフォームにログイン。その時点で、すでにプラットフォームに接続されている参加企業のアプリケーションにアクセスできる。新しいアプリケーションにログインするたびに、毎回個人情報を入力する必要がない。異なるウェブサイトにおいて、複数のパスワードを要求されることもなくなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る