ダイムラー、新組織「LAB1886」設立…スタートアップと革新的事業を構築

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ダイムラーの新組織「LAB1886」のロゴ
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ドイツのダイムラーは8月30日、ビジネスイノベーションの新組織として、「LAB1886」を設立すると発表した。

LAB1886は、ダイムラーグループ全体のノウハウを、スタートアップ企業のスピーディな開発力と組み合わせ、コアビジネスを超えた新たな革新的ビジネスを構築するのが狙い。

LAB1886は3段階で機能。第1段階では、ダイムラーの従業員は自由にアイデアを提出する。スタートアップ企業と協力し、アイデアが新しい製品やビジネスモデルになる可能性があるかどうかを確認するために、取締役会のメンバー、各専門部門の上級管理職、工場評議会の代表者、外部ベンチャーキャピタルの専門家などで議論を行う。

イノベーションプロセスの第2段階では、選定されたプロジェクトを試験的に実施。この段階では、従業員はこのプロジェクトに専念できる。第3段階では、アイデアや製品をテスト。このテストに合格し、将来のビジネスモデルになる可能性がある場合は、実際の商品やサービス化が図られる。

Lab1886のSusanne Hahn代表は、「社内のアイデア、専門部門、ビジネスユニットが、Lab1886の優れた環境の下、一流のイノベーションを生み出すことができる新しい空間を創造する。それは、未来のモビリティのための新しいソリューション」と述べている。

《森脇稔》

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