ダイムラー、新組織「LAB1886」設立…スタートアップと革新的事業を構築

自動車 ビジネス 企業動向
ダイムラーの新組織「LAB1886」のロゴ
ダイムラーの新組織「LAB1886」のロゴ 全 1 枚 拡大写真

ドイツのダイムラーは8月30日、ビジネスイノベーションの新組織として、「LAB1886」を設立すると発表した。

LAB1886は、ダイムラーグループ全体のノウハウを、スタートアップ企業のスピーディな開発力と組み合わせ、コアビジネスを超えた新たな革新的ビジネスを構築するのが狙い。

LAB1886は3段階で機能。第1段階では、ダイムラーの従業員は自由にアイデアを提出する。スタートアップ企業と協力し、アイデアが新しい製品やビジネスモデルになる可能性があるかどうかを確認するために、取締役会のメンバー、各専門部門の上級管理職、工場評議会の代表者、外部ベンチャーキャピタルの専門家などで議論を行う。

イノベーションプロセスの第2段階では、選定されたプロジェクトを試験的に実施。この段階では、従業員はこのプロジェクトに専念できる。第3段階では、アイデアや製品をテスト。このテストに合格し、将来のビジネスモデルになる可能性がある場合は、実際の商品やサービス化が図られる。

Lab1886のSusanne Hahn代表は、「社内のアイデア、専門部門、ビジネスユニットが、Lab1886の優れた環境の下、一流のイノベーションを生み出すことができる新しい空間を創造する。それは、未来のモビリティのための新しいソリューション」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る