【リコール】キャデラック CTS、ブレーキパイプ損傷のおそれ
自動車 テクノロジー
安全

ブレーキマスターシリンダからABSモジュレータバルブ間のブレーキパイプの配索が不適切なため、当該ブレーキパイプがエキゾーストマニホールドの遮熱板と接触していることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行時の振動等によりブレーキパイプが損傷してブレーキ液が漏れ、最悪の場合、制動力が低下する。また、漏れたブレーキ液が高温の排気管等にかかり火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、マスターシリンダからABSモジュレータバルブ間のブレーキパイプを対策品に交換する。
不具合は10件発生、事故は起きていない。市場からの不具合情報により発見した。
《纐纈敏也@DAYS》