石破氏、人生初の列車運転体験を満喫…高千穂あまてらす鉄道

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石破茂氏、高千穂あまてらす鉄道を訪問
石破茂氏、高千穂あまてらす鉄道を訪問 全 16 枚 拡大写真

宮崎県高千穂町の高千穂あまてらす鉄道(=あま鉄、高山文彦社長)に9月2日、石破茂・元地方創生担当相が訪れ、同社が動態保存しているディーゼルカーを運転体験した。

同町のNPO法人「山参会」(さんさんかい)で企画された講演会に合わせ、鉄道マニアとしても知られる石破氏たっての希望で実現したもの。鉄道車両の運転は人生初だという。

石破氏が運転したのは、旧高千穂鉄道時代に使用していたディーゼルカー「TR202」。同鉄道の元運転士の指導の下、駅構内の往復900mを約30分間運転した。途中、車内放送も自ら行い、ホームにいた来場客に手を振った。ブレーキのタイミングが合わず、急停車する場面もあったが、無事に終了。「もうすぐ人生60年で、一生の夢が叶(かな)ったよう。最高の経験になった」と満面の笑みを浮かべた。

また、あま鉄が現在遊具として運行している30人乗りのトロッコ列車「グランド・スーパーカート」にも”乗客として”乗車。高さ105mの高千穂鉄橋やイルミネーションが点滅するトンネルなど、約30分の旅を満喫した。「僕は高いところは得意じゃないんだけど、ここは楽しめましたね。鉄橋の上は360度のパノラマ。どこにもない景色がここにはある。世界に向けてPRしてほしいですね」と、終始にこやかだった。

この後、同町のJAゆめゆめプラザTACで「地方創生 いかにして成し遂げるか」の演題で講演。途中では、「バスに手を振りますか? 振りませんね。列車だとなぜか人は手を振る。鉄道はいいものです。先ほどグランド・スーパーカートに乗ったら、みなさんうれしそうに手を振られていた。僕も振りました。別に選挙じゃないのにね」と笑いを誘っていた。

《嶽宮 三郎》

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