二輪車用タイヤ安全点検、4台に1台が整備不良…ダンロップが報告

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タイヤ点検活動の様子(箱根ターンパイク 大観山駐車場)
タイヤ点検活動の様子(箱根ターンパイク 大観山駐車場) 全 1 枚 拡大写真

ダンロップモーターサイクルコーポレーションは、8月5日に「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」の一環として実施した、二輪車用タイヤの安全点検結果を集計。総点検台数426台中、タイヤの整備不良は98台と、約4台に1台の割合で確認された。

ダンロップの二輪車用タイヤ点検活動は2012年から毎年、8月19日の「バイクの日」前後に全国の道の駅やレストハウスなどで実施しており、5回目となる今年は全国5か所で実施した。当日はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、タイヤの残溝チェック、表面の損傷、摩耗度合いなどを調べる外観点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について説明したチェックカードを配布するなど、ライダーにタイヤの日常点検の重要性を訴求した。

全国で426台の車両を点検した結果、タイヤにかかわる整備不良は全点検台数のうち98台(23.0%)で、内訳は(重複含む)タイヤの残溝不足が69台(16.2%)と最も多く、以下ヒビ割れが36台(8.5%)、偏摩耗が17台(4.0%)、損傷が5台(1.2%)という結果だった。

《纐纈敏也@DAYS》

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