米国のカーフィルムメーカー XPEL が日本ツアーを実施…トップ技術者による実演にくぎ付け

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XPEL本社のトップ技術者の施工に参加者の視線はくぎ付け
XPEL本社のトップ技術者の施工に参加者の視線はくぎ付け 全 8 枚 拡大写真

米国のカーフィルムメーカー・XPEL社は9月5日、ソフト99コーポレーション東京支店(東京都江東区東雲)で『XPEL JAPANツアー2017』を開催した。このイベントは同社製プロテクションフィルムの代理店を務めるエクセルフィルム(神奈川県厚木市、飛鳥田秀樹代表取締役)が企画・運営をすることで実現。多くの施工店オーナーやスタッフ、取材陣などが会場に集まった。

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2部構成で行われたイベントは、まずXPEL社の国際セールスマネージャーのルーク氏による講演からスタート。「業界動向」、「XPEL社の歴史」、「プロテクションフィルムを始めとした自動車業界の現状と未来」というテーマについて、同社の見解を交えながらの説明が続いた。そのなかでは、世界のプロテクションフィルム施行率などのデータも織り交ぜながら、メーカーとして今後、市場の拡大に向けたPRを続けていく決意や、それに向け現在講じられている対応策などが参加者に向けて発表された。

参加者からは、高級車に施工するイメージが強いプロテクションフィルムを、一般車向けに展開するための方策や、今後のメディア戦略についてなど、多くの質問も飛び交った。この一つ一つにXPEL社としての考えが示され、ディスカッションは予定時間をオーバーするほどの白熱ぶりをみせた。最後にルーク氏は「まだ言えない情報もあるが、今後もより良い商品が出せることは間違いない」と含みをもたせながらも、これからの製品展開に強い自信を示した。

後半は、施工技術最高責任者及びインストラクタートレーナーのアレックス氏による実演が行われた。発売元が誇るトップ技術者の作業手順を、食い入るように見つめる参加者達。技術を学ぼうとする人々で溢れた会場は、絶えずカメラのシャッター音が鳴り響く空間となった。また合間には参加者同士が情報交換を行う場面もあり、技術面のみならず、貴重な交流の場としても活用された様子だった。

実演終盤にはアレックス氏に加え、参加者の中から東京に店舗を構える施工店・アクティブガレージの新谷公平氏も作業を実施。“日米合作”で予定していた工程が終了した。

エクセルフィルムの飛鳥田代表は「(プロテクションフィルムは)クルマを大切にする人の必須アイテムだと思う。これからも多くの人に分かりやすく魅力を伝えられるよう努力したい」と、これから成熟を目指す市場の拡大に意欲を示した。今後も様々なプロモーション活動を予定しており、ますます施工店やユーザーなど各方面の認知度向上に努めていく。

【業界ニュース】米国のカーフィルムメーカー・XPEL社がJAPANツアーを実施…トップ技術者による実演にくぎ付け

《カーケアプラス編集部》

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