ダイムラー、米新興企業に出資…カーシェアプラットフォームを統合

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米国でカーシェアリングを手がける新興企業、トゥーロ(Turo)の公式サイト
米国でカーシェアリングを手がける新興企業、トゥーロ(Turo)の公式サイト 全 1 枚 拡大写真

ダイムラーは9月6日、米国でカーシェアリングを手がける新興企業、トゥーロ(Turo)に出資を行うと発表した。

トゥーロは、「ピア・ツー・ピア」方式のカーシェアリングを導入して、成長中のスタートアップ企業。ピア・ツー・ピアとは、複数の端末間で通信を行う際のアーキテクチャのひとつ。対等の者同士が通信を行うのが特徴の通信方式となる。トゥーロは400万人以上の顧客と、17万台以上の車両を保有している。

ダイムラーは、子会社のダイムラーモビリティサービスを通じて、トゥーロに9200万ドルを出資。同時に、ダイムラー独自のピア・ツー・ピア方式のカーシェアリングプラットフォーム「Croove」を、トゥーロのシステムに統合する。

両社は新たに、専用のカーシェアリングプラットフォーム「Turo and Croove」を立ち上げ。ユーザーはアプリやウェブサイトを使用して、条件や価格に見合う個人所有のカーシェア車両を、素早く簡単に見つけて借りることができる。これにより車の所有者は、車両の利用を効率化し、ランニングコストを削減することが可能になる。

《森脇稔》

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