大井川鐵道の臨時電車急行に懐かしの『奧大井』…運賃だけで乗車可 9月15日から

鉄道 企業動向
元近鉄車(左)と元南海車(右)が使われる臨時急行『奧大井』。懐かしの円形や台形型のヘッドマークが取り付けられる。
元近鉄車(左)と元南海車(右)が使われる臨時急行『奧大井』。懐かしの円形や台形型のヘッドマークが取り付けられる。 全 1 枚 拡大写真

大井川鐵道は、9月15日から金谷駅(静岡県島田市)と千頭(せんず)駅(静岡県川根本町)を結ぶ大井川本線で、臨時急行『奧大井』を運行する。

『奧大井』は、1969年4月から静岡駅~千頭駅間で運行を開始した国鉄~大井川鐵道直通の臨時急行に使われていた愛称名で、川根本町から北の大井川流域の総称から採られた。

以前の『奧大井』は、当初、80系電車4両編成が使われていたが、1971年3月からは111系電車4両編成に置き換えられ、1984年9月まで設定されていた。今回は、自然豊かな奧大井地域をアピールするため懐かしの愛称名が復活、元南海の21000系、元近鉄16000系を使用して運行する。

時刻は『奧大井1号』が金谷9時41分発~千頭10時47分着、『奧大井2号』が千頭14時00分発~金谷15時17分着。途中の停車駅は新金谷・家山・川根温泉笹間渡の各駅。運賃だけで乗車できる。

「きかんしゃトーマス号」と同じ日程で、10月9日までの16日間運行。10月10日以後は紅葉シーズンなどの多客期に運行される予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る