鹿児島県の指定整備事業者がでペーパー車検で逮捕…再発防止を通達

自動車 社会 行政

国土交通省九州運輸局は鹿児島県の指定整備事業者がペーパー車検で道路運送車両法違反の容疑で逮捕されたことから、指定自動車整備事業の不正行為を防止するため、通達を発出して再発防止を図る。

鹿児島県内の指定自動車整備事業者が、自動車の継続検査で、法令で定められた検査機器による検査を行っていないにもかかわらず、検査を行ったように装って保安基準適合証を不正に作成し、自動車検査証の交付を受けた。このため、8月8日に道路運送車両法違反の容疑で逮捕された。

九州運輸局では、指定自動車整備事業における不正行為を防止するため、業界団体に指定自動車整備事業における不正行為の防止を傘下会員に対して指導するよう通達を発出、再発防止を図る。

また、ペーパー車検に関して自動車使用者に対する相談窓口を開設し相談に応じるとともに、関係機関の協力を得て保安基準適合性の確認(無料)を実施することとした。

確認対象車両は2015年8月31日から2017年8月8日、ユニカー車検センター(鹿児島市宮之浦町)で継続検査を受けた車両。

《レスポンス編集部》

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