JR北海道のLCC向けフリー切符に「U25」版が登場…通常より最大3500円割安 10月1日から

鉄道 企業動向
25歳以下向けの「ひがし北海道フリーパスU25」「きた北海道フリーパスU25」の効力は通常版と同じ。通常版と同様に、新千歳空港駅で搭乗券を呈示することで購入可能だが、搭乗券のほかに年齢を証明する公的証明書が必要。写真はバニラエア。
25歳以下向けの「ひがし北海道フリーパスU25」「きた北海道フリーパスU25」の効力は通常版と同じ。通常版と同様に、新千歳空港駅で搭乗券を呈示することで購入可能だが、搭乗券のほかに年齢を証明する公的証明書が必要。写真はバニラエア。 全 1 枚 拡大写真

JR北海道は9月13日、LCC利用者を対象にしたフリー切符「ひがし北海道フリーパス」「きた北海道フリーパス」に、12歳以上25歳以下を対象にした「U25」版を追加すると発表した。

「ひがし北海道フリーパス」「きた北海道フリーパス」は、道東や道北地域のJR線が、4~5日間乗り降り自由となる切符で、バニラエアやPeachといった、LCC航空を利用した人を対象に発売している。2017年度の累計の売上げは、9月10日時点で対前年比200%となる、およそ1030枚のヒット商品となっている。

今回発売される「ひがし北海道フリーパスU25」(発売額1万2000円)と「きた北海道フリーパスU25」(発売額1万円)は、通常版より2500円~3500円割安にしたもの。若い世代が将来の鉄道利用者になってもらえることを見込んでの発売となる。

発売期間は10月1日~11月30日。新千歳空港駅(千歳市)で搭乗当日のみ発売する。利用期間は、「ひがし北海道フリーパスU25」が10月1日~12月4日、「きた北海道フリーパスU25」が10月1日~12月3日。

購入には年齢を確認できる公的な証明書が必要。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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