【car audio U-23】日産 GT-R by サウンドステーション クァンタム 後編

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car audio newcomer! U-23 日産 GT-R(オーナー:揚妻幹悟さん) by サウンドステーション クァンタム 後編
car audio newcomer! U-23 日産 GT-R(オーナー:揚妻幹悟さん) by サウンドステーション クァンタム 後編 全 8 枚 拡大写真

父親の影響からカーオーディオ、クルマに強い興味を持った揚妻さん。これまで複数のクルマを乗り継いで行き着いたのがGT-R。このベースに対して茨城県のサウンドステーション クァンタムがインストールを実施。オーディオとの付き合い方についてうかがった。

◆若くして豊富な経験を経て
オーディオの方向性を決める

これまで揚妻さんはすでに複数台のクルマを乗り継ぎ、クルマを乗り換えるたびにスピーカーを交換してサウンドの改善も実施、その都度スピーカーに交換による音の進化を楽しんできたという。そんな中で、父親が使っていたダイヤトーンのスピーカー・DS-G500を譲り受けることになった。それに合わせてヘッドユニットにもダイヤトーン・サウンドナビを導入して、好みのサウンドだったダイヤトーンをフルで組んでシステムを完成させた。これが自分の好みの音に目覚めた瞬間でもあったという。

一方、なんだかのクルマを乗り継いでいった中で、欲しいクルマの方向性も見えてきたという。そうして見つけ出した自分が求めていたクルマが現在の愛車であるGT-Rだった。「速くてなおかつ普段使いもできるクルマが欲しかったんです」とチョイスの理由を明かしてくれた。「でもオーディオはあまり派手なことはせずに、純正に近いシステムにしたかったんです。リアにはチャイルドシートも付けるし、スペース的にもあまり犠牲にはしたくなかったんです」。

こうしてできあがったシステムはフロントスピーカーにダイヤトーンのDS-G500をインストール。さらにリアまわりはスペース効率に優れた取り付けが特徴。もともとフロントで使っていたダイヤトーンのDS-G500×2発をリアシートの中央にある純正ウーファースペースにインストール、ローパスして低音を鳴らすというシステムを組む。サウンド面はもとより純正スタイルを崩していないデザインもお気に入りだ。「サウウーファーを付けるのはスペース的に難しいと思っていたのでこの取り付けは非常に気に入ってます」。

父親の影響を受けてコンペや
多彩な音の世界に強く惹かれる

オーナーのクルマ仲間には音圧系やカスタム系のユーザーが多かった。そのため音質を高める方向に強く興味を持っていたオーナーと話の合う仲間はあまりいなかった。「一番の話し相手は父親ですね。父はスピーカーにダイヤトーンのDS-SA1000を取り付けているんですが、聴かせてもらうこともたびたび。本当に良い音なんですよね~。ユニットの話や音の話などを親子ですることも多いです」。親子でカーオーディオという共通の趣味を持って盛り上がれる良い関係を保っているという。

「父はコンテストでも優勝経験もあるんですが、自分もいずれはコンテストに出てみたいと思ったのも父の影響ですね。これまでも良い音を追求してきたんですが、いずれは自分の好きな音を客観的に評価されたいと思っています」。また、さまざまなカーオーディオと触れることも積極的に行っていきたいという。「父はショップにも頻繁に顔を出して、いろんなクルマの音を聴いているようなんですが、自分もそんな楽しみ方をしたいと思っています」。普段のオーディオライフでも父親からの強く影響を受けているオーナー。システムアップや音作りなどにも相通じるところがあるようだ。

現在のシステムは純正ヘッドからの出力をオーディソン・プリマのDSPアンプに入力して調整&増幅している。「純正ヘッドでもここまで良い音が出せるって事の追求でもあるんですけどね。友人なんかに聞かせると“すごく良い音だね”って言ってくれるのも嬉しいです」。しかし今後はますますのレベルアップを考えているという。その布石としてまずはケーブル類のグレードアップを施した。さらに前のクルマで使っていたダイヤトーン・サウンドナビをどうにか違和感なく取り付けられないかと模索している最中でもある。

◆ドライブ中がオーディオを
組んで良かったと実感する瞬間

現在、愛車はファミリーカーとしても普段使いのプライベートカーとしても使っている。「家族で乗るときにはオーディオの音量は控えめにしてますよ。でもこのシステムにしてからはボリュームを下げても良い音がするのに驚きました。また、そこそこ音量を上げても助手席の奥さんと普通に会話できるも良いところです。奥さんもいつも“良い音だね~”って言ってくれてます」。

オーナーお気に入りのカーオーディオシステムがもっとも真価を発揮するのは一人でドライブしているときだという。「一人でクルマを運転してるとき、特に市街地などでゆっくり走っているときなどは退屈です。そんな時にオーディオを聴いているとすごく快適、クルマに乗りたくなるのもそのためです。音楽に浸って気持ちが良いとついつい遠回りして帰ったりしますよ。オーディオを組んで良かったーって思うのはそんな瞬間ですね」。

普段は通勤やファミリーカーとして活躍しているGT-Rだが、音楽を聴くためだけにドライブに出かける事も多くなったという。自分だけの音楽の世界に浸れる空間である車内。しかも高音質のオーディオを組んでいるのでなおさら快適度もアップしているのだ。オーナーのクルマの楽しみ方さえも変えてしまうほどのオーディオの力がひしひしと伝わってくるインタビューだった。自分の中にしっかりした基準を持ってクルマもオーディオもセレクトしているオーナー、ますます進化を続けるオーディオシステムも楽しみだ。

car audio newcomer! U-23 日産 GT-R(オーナー:揚妻幹悟さん) by サウンドステーション クァンタム 後編

《土田康弘》

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