三江線を含む定期券を段階的に販売終了へ…2018年3月1日利用開始分が最後

鉄道 企業動向
三江線のキハ120形気動車。同線は2018年4月1日付け廃止が決定していることから、10月から三江線を含む定期券の発売が段階的に中止される。
三江線のキハ120形気動車。同線は2018年4月1日付け廃止が決定していることから、10月から三江線を含む定期券の発売が段階的に中止される。 全 1 枚 拡大写真

JR西日本は9月15日、三江(さんこう)線を含む定期券の発売を、10月から段階的に中止することを明らかにした。

三江線は山陰本線の江津駅(島根県江津市)と芸備線の三次(みよし)駅(広島県三次市)を結ぶ108.1kmの路線。昨年9月30日、JR西日本が三江線の第一種鉄道事業廃止を国土交通大臣に届け出たため、2018年4月1日付けの廃止が決定している。

これを受けて、三江線を含む定期券は、6ヶ月用が10月1日利用開始分、3ヶ月用が2018年1月1日利用開始分、1ヶ月用が2018年3月1日利用開始分を最後に発売が行なわれなくなる。

また、3ヶ月用または1ヶ月用定期券では、有効期間終了後から三江線最終日までの日数を加算し発売する措置も採られる。

たとえば11月15日を利用開始日とする3ヶ月用定期券の場合、有効期間は2018年2月14日までとなるが、2月15日から3月31日までの45日分を加算して発売する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る