エヌビディア、渋滞緩和に向けた新プログラム開始…ソフト企業12社と

自動車 ビジネス 企業動向
エヌビディアの「メトロポリス・ソフトウェア・パートナープログラム」イメージ
エヌビディアの「メトロポリス・ソフトウェア・パートナープログラム」イメージ 全 1 枚 拡大写真

米国に本拠を置く画像処理用半導体(GPU)メーカー、エヌビディア(NVIDIA)は9月19日、「メトロポリス・ソフトウェア・パートナープログラム」を開始すると発表した。

このプログラムでは、エヌビディアが開発したビデオ分析プラットフォーム、「メトロポリス」を活用。メトロポリスはビデオストリームにディープラーニングを適用することによって、公共交通の管理などの面で、従来よりも安全かつスマートな都市の実現を可能にするもの。

公共交通機関や商業ビル、道路沿いなどに設置されている何億台ものカメラで撮影される動画は、世界最大のデータ量を生み出している。2020 年までに、世界のカメラの合計台数は、約10億台まで増えると予測されている。

今回のメトロポリス・ソフトウェア・パートナープログラムには、ソフトウェア企業12社が参画。都市部を中心に発生する交通渋滞を緩和するために、ビデオベースで自動化、リアルタイム制御できる交通信号を開発していく。また、信号機に取り付けられたカメラを通じて、ドライバーが駐車スペースを見つけやすくすることも目指す。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る