【リコール】日野 レンジャー、変速機不具合で走行不能となるおそれ

自動車 テクノロジー 安全
日野レンジャー(参考画像)
日野レンジャー(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

日野自動車は9月27日、中型トラック『日野レンジャー』の自動変速機に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2003年2月3日~2017年2月1日に製造された2575台。

自動変速機において、アウトプットフランジの端面の硬度が不足しているため、走行時のエンジン共振によりフランジ端面が摩耗し、フランジ締め付けボルトが緩むことがある。そのため、自動変速機から異音やオイル漏れが発生し、最悪の場合、当該ボルトが折損してプロペラシャフトが脱落し、走行できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、アウトプットフランジを対策品に交換するとともに、当該ボルトを適正トルクで締め付ける。併せて、一部車両はエンジン制御プログラムまたはエンジン制御、自動変速機制御プログラムを変更する。

不具合は7件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る