交通安全運動10日間で都内の事故845件、件数と負傷者数が前年より増加...警視庁

自動車 社会 社会
皇居外苑で行われた秋の交通安全運動出発式(20日・千代田区)
皇居外苑で行われた秋の交通安全運動出発式(20日・千代田区) 全 1 枚 拡大写真

9月21日~30日に全国一斉に行われた秋の交通安全運動で、10日間の東京都内の交通事故件数は845件。前年同期比で47件増えていることがわかった。

また、それに伴い負傷者数も978人、前年同期比で48人増えた。死者数は7人、前年同期比で1人少なかった。

警視庁は歩行者向けには、子どもと高齢者の安全な通行の確保、運転者向けでは高齢運転者の事故防止を重点に置いた指導を行った。また、シートベルトやチャイルドシートの着用の徹底、飲酒運転抑止、二輪車、自転車の交通事故防止もポイントにした。歩行者自転車では、1日で事故が発生しやすい夕暮れ時と夜間の時間帯に焦点を当てて、関係団体の協力体制もとった。

しかし、期間中の死者は、自動車乗車中に2人、二輪車では3人、自転車で1人が亡くなっている。また歩行者は1人が犠牲となった。期間中の死者はかろうじて少なくなったものの、東京都の10月1日までの事故死者数は121人と前年同日比より4人多い。また、全国的にも愛知県に次いで47都道府県で2番目の多さだ。

年齢別に見ると、高齢者が2人のほかにも、20代3人、30代2人が亡くなっている。せめてもの救いは、飲酒運転による死亡事故が起きなかったことだった。

警視庁は、運動終了後も引き続き、効果的な事故防止の取り組みを継続する。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  3. 車中泊施設「RVパーク」、京都など4件を追加…全国589件に
  4. ゴードンマレーの新型スーパーカー『S1 LM』、新車オークション史上最高額で落札…約32億円
  5. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る