【F1 日本GP】レッドブルの2人が都内で会見、「鈴鹿でも表彰台を目指す」

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F1日本GPに向け来日したレッドブルのリチャルド(左)、フェルスタッペン(右)
F1日本GPに向け来日したレッドブルのリチャルド(左)、フェルスタッペン(右) 全 7 枚 拡大写真

10月6日から鈴鹿サーキットで開幕する2017F1日本GPを数日後に控え、レッドブル・レーシングのダニエル・リチャルドとマックス・フェルスタッペンが囲み会見を行った。

先日のマレーシアGPではフェルスタッペンが優勝し、リチャルドが3位と好成績をおさめたレッドブル勢。早くもメディア対応やPRのために来日している。

昨年の日本GPではフェルスタッペンが2位表彰台を獲得する活躍を見せたが、2人とも世界屈指の難コースと言われている鈴鹿サーキットでのレースを楽しみにしている様子。

フェルスタッペンは「他のサーキットと比べても、とても狭くて、コースオフしたらグラベルとウォールが待ち構えている印象だね。その中で限界を見つけていかなければいけない。特にセクター1は難しく感じる。コーナリング速度も速いし、各コーナーのコンビネーションもうまくやっていかなければいけない。今年のマシンはより速くなって(車幅が)ワイドになっているから、より難しくなるんじゃないかな」とコメント。

リチャルドも「鈴鹿サーキットは難しいけど、エキサイティングな印象。僕にとっては好きなコースの一つだよ」とのこと。特にコース前半の逆バンクからダンロップが難しいと語った。

「テクニカルという印象はあまりなくて、どちらかというとコーナリングスピードが速いというところが難しいと感じる。特にターン6と7(逆バンク~ダンロップ)はチャレンジングだね。ターン6(逆バンク)は下っていて、ターン7(ダンロップ)にかけて上って行く。ターン7は基本的にアクセル全開だから、ジェットコースターに乗っているような気分。難しいけどチャレンジングだね」

今週末のパフォーマンスについては、2人ともライバルチームが手強いのではないかと慎重なコメントだったが、その中でもリカルドは「鈴鹿でも2台揃って表彰台を目指すよ」と前向きだった。

そして、日本GPといえば熱狂的なファンが多いことで有名だが、2人も今週末に鈴鹿のファンと再会できるのを楽しみにしている様子。

フェルスタッペンは「日本のファンは本当に熱狂的で、他の国と比べてもものすごく気合が入っている。だから今週末みんなに会えるのが嬉しいし、そのファンが見守る中でレースができるのは素晴らしい。とにかく今週末が楽しみだよ」とコメント。リカルドも「日本のファンは素晴らしいね。すごく誠実だし、クレイジーなところあるし、レースウィークの時は皆さまざまなスタイルで楽しんでいる。スーツを着たりヘルメットを被ったり、いろんな衣装で登場したり。そこがクレイジーだなと思うけど、日本のファンが好きよ」と、それぞれの印象を語ってくれた。

《吉田 知弘》

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