ANA、トラクターとブリッジの訓練用シミュレーターを導入…羽田空港に日本初

航空 企業動向
トーイング・トラクターのシミュレーター
トーイング・トラクターのシミュレーター 全 2 枚 拡大写真

ANAグループで羽田空港の運営、ハンドリングを行っているANAエアポートサービスは、日本で初めて、航空機の運航に関わる特殊機材であるトーイング・トラクターとパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの訓練用のシミュレーターを導入した。

ANAエアポートサービスはこれまで、特殊機材であるトーイング・トラクターやパッセンジャー・ボーディング・ブリッジのオペレーター養成訓練を航空機の運航していない深夜時間帯などを使用して、本物の航空機や特殊機材を使用して行ってきた。今回、これらの訓練を効果的、効率的に実施するための専用シミュレーターを東急テクノシステムと共同開発した。

訓練へのシミュレーター導入によって実際の航空機や機材では訓練できなかったイレギュラー対応訓練も可能となる。また、深夜の航空機の空き時間を利用することなく訓練できるため、計画的で柔軟な訓練スケジュールを設定できる。これによって従来より短期間で通常操作に加えてイレギュラー対応などの操作スキルの高い人材育成が可能となるとしている

これら特殊機材を使ったオペレーター養成訓練を10月初旬から開始する。

《レスポンス編集部》

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