『SL北びわこ号』JR発足30周年のヘッドマーク掲出 10月8日~11月5日

鉄道 企業動向
『SL北びわこ号』をけん引するC56 160。
『SL北びわこ号』をけん引するC56 160。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は10月8日から11月5日までの間の日曜日計4日、北陸本線の米原~木ノ本間22.4kmでSL列車『SL北びわこ号』を運行する。

運行時刻は『SL北びわこ1号』が米原10時09分発~木ノ本10時52分着、『SL北びわこ3号』が米原13時16分発~木ノ本14時00分着。運転日は10月8・15・29日と11月5日。途中、長浜・虎姫・河毛・高月各駅に停車する。C56形蒸気機関車160号機が12系客車5両をけん引する。今年は国鉄分割民営化・JR発足30周年になることから、今回は30周年記念のヘッドマークを取り付けて運行する。

『SL北びわこ号』は1995年に運行開始。主に冬季と秋季に数日運行されている。木ノ本駅には車両の向きを変える転車台がないため、当初の木ノ本発はC56 160を逆向きのまま先頭に連結して運転していた。2003年11月以降は米原発のみの運行になり、逆向きでの運転を中止。木ノ本駅から米原駅へは機関車と客車を回送している。

JR西日本は2014年10月、梅小路蒸気機関車館(現在の京都鉄道博物館)で保存してきたD51形蒸気機関車200号機を営業運転でも使えるよう修繕し、C56 160に代わって『SL北びわこ号』『SLやまぐち』のけん引機として使うことを発表した。D51 200は修繕が完了し、今年11月25日に『SLやまぐち』をけん引する予定。C56 160の去就が注目される。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る