SUBARU(スバル)の米国法人、スバルオブアメリカは10月6日、新型『クロストレック』(日本名:『XV』)と『WRX』(日本名:『WRX S4』)が米国IIHS(道路安全保険協会)から、最高評価の「2017トップセーフティピック+」に認定された、と発表した。
IIHSの「トップセーフティピック」を獲得するには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)の各耐衝撃性能試験のすべてにおいて、最高の「Good」評価となるのが条件。また、前面衝突予防評価において、「ベーシック」を獲得することも要求される。
さらに上の「トップセーフティピック+」を獲得するには、トップセーフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価で「アドバンスド」、「スーペリア」のいずれかの獲得が必要になる。また2016年からは、ヘッドライト性能評価が導入され、「Good」、「Acceptable」のいずれかの獲得も必要。チャイルドシートの固定のしやすさも、評価対象となった。
新型XVとWRX S4は、IIHSの全衝突テストにおいて、最高評価を獲得。前面衝突予防評価は、両車ともに最高のスーペリア。ヘッドライトの性能評価は、XVがAcceptable、WRX S4がGood。チャイルドシートの固定のしやすさは、XVがGood、WRX S4がAcceptableだった。
これでスバルの米国ラインナップにおいて、アイサイトとLEDステアリングレスポンジブヘッドライトを装着した2018年モデル全車が、IIHSのトップセーフティピック+評価を得たことになる。