ヤマハ発動機は、農業向けハイエンドモデルとなる産業用無人ヘリコプター『フェーザーR』にターンアシスト機能を標準搭載した2018年モデルを、12月1日から販売すると発表した。
ターンアシスト機能は、散布スイッチのオン・オフ操作だけで、一定の散布間隔でのターンや等間隔での飛行ライン、飛行速度維持を行えるもの。操縦の簡素化と散布精度の向上が図れる。これによってオペレーターの操縦負荷や疲労を低減できる。
フェーザーRは2016年11月に発売したクラス最大となる32リットルの薬剤搭載が可能で、薬剤・燃料無補給で4ヘクタールの散布能力を持つ。
2018年モデルは、10月11日から13日まで幕張メッセで開催される「第4回国際次世代農業EXPO」に出展する。
国内販売計画は年間140機(OEM除く)で、価格は1285万2000円。