ヤマハ、スズキのオートバイにも…神戸製鋼・検査証明証改ざん

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神戸製鋼所(川崎博也社長)と神戸製鋼グループが顧客企業への検査証明書を改ざんした問題で、四輪車だけでなく二輪車にも、その影響が広がっている。

ヤマハ発動機は、同社二輪車に神戸製鋼のアルミ押出材が使われており、部品の特定を確認を急いでいることを明らかにした。

アルミ押出材は高強度で加工がしやすく、軽量化にも適している。二輪車では、リアアームなどに使われているという。ただ、どのモデルにどのような形で使用されているかは「確認を急いでいる」(同社広報担当)段階だ。

また、スズキは四輪車では「直接購入しているものに限っては、神戸製鋼の部品は使われていない」と、すでに発表している。改めて二輪車について尋ねたところ「一部で使われている」(広報担当)と回答した。使用されたモデルなどについては、ヤマハ発動機同様に「調査中」(前同)とし、公表のめどはたっていない。

13日16時の段階で神戸製鋼は、改ざんの疑いがあるアルミ、銅製品の納入先は200社あることを公表しているが、個別の納入先や納入先の分野については「顧客との関係があり公表できない」とする。

「納入先と共に安全性を確認し、不適合なものについては安全に持っていき公表したい」(神鋼広報担当)とした。

《中島みなみ》

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