【危機管理産業展2017】ブラザー、ワゴン型燃料電池システムを参考出品…カセットボンベで稼働

自動車 ビジネス 企業動向
ブラザーが参考出品したワゴン型燃料電池システム
ブラザーが参考出品したワゴン型燃料電池システム 全 5 枚 拡大写真

ミシンやプリンターでおなじみのブラザーが全く畑違いの製品を参考出品した。それはキャスターがついたワゴン型燃料電池システムで、屋内でも利用でき、カセットボンベをセットするだけで簡単に発電することができる。

【画像全5枚】

同社の多角化ビジネスには定評があるが、このワゴン型燃料電池システムは新規事業部が水素社会実現のために2020年の東京オリンピックに向けて開発したそうだ。大きさは480×800×750mmで、出力はAC100V、700Wだ。

「これまで発電機を置くことができなかったオフィスや店舗などで使用することを考えて開発したものです。こういう移動式のものはこれまでになかったと思います。中にカセットボンベが3本入れられるようになっていて、それを入れ替えていけば、スイッチを切ることなく連続運転が可能です」と同社関係者は説明する。

そのカセットボンベも水素を補充できるようになっていて、半永久的に使える。ただ、非常に重くて高価で1本10万円もする。しかし、この燃料電池システムで発電した電気を使うと、音楽の音がよくなるそうだ。

「当社はジョイサウンドという通信カラオケをグループ会社でやっていて、そこでこの燃料電池システムを使って音楽を流したら、音がずいぶんと良くなりました。電気もつくりたての新鮮なものだと、やはり違うんでしょうか」と同社関係者は笑う。

しかし、まだ課題もあるようだ。その最大のものが価格で、このまま発売するとなると、400万円ぐらいになるという。「これからもっと大きさも小さくして、価格も半分ぐらいにしていきたい」と同社関係者。

同社のブースにはこのワゴン型のほか、設置型の燃料電池システムも展示しており、近い将来販売する予定だ。大きさは860×800×2115mmで、出力はDC380V、4.4kW。こちらもカセットボンベ式で、72時間の連続運転が可能とのことだ。同社では、燃料電池のビジネスを将来の柱の一つにしていこうと考えている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱が新型EV『エクリプス スポーツバック』発表、日産『リーフ』のOEM…北米投入へ
  2. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  3. 航続最大230kmの電動アシスト3輪自転車、椿本チエインが初公開へ…BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2026
  4. 日産 フェアレディZ 改良新型は表情変化、ハンドリング性能も向上…今夏米国発売へ
  5. 歴代エルフやピアッツァなど100代以上!…第21回いすゞオーナー集会
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. NEC、3D点群データを90%軽量化する世界初のAI変換技術を開発…2027年度実用化へ
  3. 英Parkopedia、新APIでEVの「充電不安」解消へ…公共充電器の最大43%が実質利用不可という業界課題に対応
  4. 【世界主要自動車xEV市場 リスキリング講座】中国編
  5. メンテナンスパック「SUBARU Care Passport」、13項目選べる付帯サービス…7万8144円から
ランキングをもっと見る