「次世代のスーパーカー少年を育てたい」ボッシュOBがトヨタ2000GTとともにクルマ文化伝承活動へ

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星美学園「星美祭」(10月14・15日)に参加した道本和照氏ほか
星美学園「星美祭」(10月14・15日)に参加した道本和照氏ほか 全 12 枚 拡大写真

ボッシュを早期退職し、「“温故知新”自動車文化コミュニケーション」なる活動を開始したスーパーカー世代、道本和照氏とその仲間たちが、母校の星美学園(東京都北区赤羽台)学園祭で、トヨタ『2000GT』を活用した撮影・体験会を実施した。

【画像全12枚】

星美学園「星美祭」(10月14・15日)に展示された、グリーンメタリックのトヨタ『2000GT』は現在、道本氏が保有するもの。彼は2000GTに対する想いについてこう語る。

「小学生時代に夢中になったスーパーカーというと、1970年代後半のランボルギーニやフェラーリといったイタリア車。友だちとともに、そのデザインやサウンド、走る姿に感動し、一大ブームに。当時のクルマは、創る人の情熱が宿り、乗るひとも末長く大切に乗り、観るひとも感動させた。そんなシーンに、スーパーカー少年が熱中したと思う。そのころ、日本でスーパーカーと呼べたのが、この『2000GT』だとも思う」(道本氏)

クルマが大好きでボッシュに就職した道本氏は、20年以上、2000GTを保有し続けてきた生粋の愛好家。今回、母校に連れてきた2000GTは、長年連れ添った後期型2000GTではなく、最近入手した1台という。

「名古屋在住の70代オーナーの前期型2000GTのレストアを、約3年にわたって手伝い、先日、完成が見えてきて譲ってもらった。そんな経緯で手元にやってきたこの2000GTを活用し、このクルマの魅力を多くの人に伝え、身近に体験してもらうことで、『未来のスーパーカー少年』を育てていきたい。いま、その準備をすすめているところ」(道本氏)

自分が憧れたスーパーカーで、次世代のスーパーカー少年を育む。その第一歩が、今回の母校学園祭とのコラボだ。

学園内の児童養護施設の建て替えにも寄与

また、今回のコラボでは、撮影会の参加費として200円を集めた。有料制にした理由について、道本氏はこう説明する。

「学園内の児童養護施設『星美ホーム』が老朽化し、施設建替えのための募金プロジェクトを始めた。今回のコラボでも、同プロジェクトの告知と募金活動という目的がいっぽうである。ここで集まったお金は、すべてプロジェクト基金に寄付する」

この児童養護施設は、2006年5月にマイケルジャクソンが慰問に訪れ、現在もマイケルファミリーの聖地として伝えられているほか、11月にはチャリティーイベントも予定。雑誌『ノスタルジックヒーロー』(芸文社)1998年4月号の取材で、写真家の故・但馬治による撮影のさいに、この星美ホームが使われたとも教えてくれた。

2000GTとともに新たな活動をスタートさせたスーパーカー中年たちは今後、「こうした活動を今後も継続させるために、企業・団体などのイベントとタイアップしながら、この時代のクルマの魅力をより多くの人たちに実感してもらえるような、ビジネスモデルを構築していきたい」とも話していた。

《レスポンス編集部》

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