リヤカー付三輪電動アシスト自転車のアシスト力上限を引き上げ

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リヤカー付三輪電動アシスト自転車(参考画像)
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国土交通省と経済産業省は、リヤカー付三輪電動アシスト自転車のアシスト力の上限を10月末にも現行の2倍から3倍に引き上げる改正道路交通法施行規則が公布・施行されると発表した。

電動アシスト自転車は、現行法令でアシスト力の上限が2倍と定められている。ヤマト運輸、ヤマハ発動機から産業競争力強化法に基づき3倍のアシスト力を持つリヤカー付三輪電動アシスト自転車を配送事業に活用する新事業活動計画について国土交通省、経済産業省に申請があり、政府として2014年9月に認定した。

その後、地形や気候などの利用条件が異なる北海道、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、福岡県で3倍のアシスト力を持つリヤカー付三輪電動アシスト自転車による実証実験を実施した。この結果、十分な実証結果が得られたことから9月末で実証事業を終了した。

実証結果を踏まえて規制所管の国家公安委員会で道路交通法施行規則の改正について検討、リヤカー付三輪電動アシスト自転車のアシスト力の上限を現行の2倍から3倍に規制が緩和されることとなった。10月末を目途に改正道路交通法施行規則が公布・施行される。

今後、リヤカー付三輪電動アシスト自転車の市場拡大や女性や高齢者の多様な人材の確保による配送業界における人手不足解消を見込む。

《レスポンス編集部》

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