【東京モーターショー2017】ロボティクスモビリティ WHILL NEXT 試乗展示を予定

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WHILLのブースイメージ(東京モーターショー2017)
WHILLのブースイメージ(東京モーターショー2017) 全 6 枚 拡大写真

WHILL(ウィル)は東京モーターショー2017に、電動車いすの最新モデルのWHILL『Model C』と、WHILLとパナソニックが共同開発しているロボティクスモビリティ『WHILL NEXT』を出展する。

【画像全6枚】

また、 WHILLの活用事例として、早稲田大学と日本電信電話(NTT)との共同研究で、Model Cを試走する来場者の走行データにもとづいた、運転支援システムの一例を展示する。

Model Cは、2017年4月に発表された普及価格帯モデル。フラッグシップモデル『Model A』のデザインや走行性能を継承しつつ、車載性や収納性を高める分解機能、取り外し可能な軽量バッテリー、カラーバリエーションの追加、 3G回線搭載によるサービス提供などの新機能を搭載した。

WHILL NEXTは、パナソニックと共同開発している、 PRM(Passengers with Reduced Mobility、移動に制限のある乗客)ためのロボティクスモビリティだ。今年度は(1)自動停止機能、(2)自律移動機能、(3)隊列走行機能の技術検証を行なっている。東京ビッグサイトのブースでは試乗が可能だ。

また早稲田大学およびNTTと共同研究している運転支援システムを展示する。パーソナルモビリティにおいて、技能と心理の両面を考慮して運転支援を試みるという点が、本研究のポイントだ。「利用者の一人ひとりに寄り添った運転支援」を目的とする。

Model Cに試乗する来場者の走行データにもとづき、「技能」と「心理」の2つの側面から運転を支援するシステムの一例を展示する。運転技能は軌跡・コントローラーの操作速度・走行時間・注視領域から、運転者心理は利用者の瞳孔径などの情報を用いて評価し,利用者にフィードバックするという。

《高木啓》

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