【東京モーターショー2017】ホンダ、CR-V を18年、アーバンEVコンセプト を20年に発売へ

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東京モーターショー ホンダ プレスカンファレンス
東京モーターショー ホンダ プレスカンファレンス 全 10 枚 拡大写真

ホンダの八郷隆弘社長は10月25日に行ったプレスカンファレンスで新型『CR-V』を2018年に、今秋のフランクフルトモーターショーで世界初公開した『アーバンEVコンセプト』をベースにした電気自動車(EV)を2020年に日本市場に投入することを明らかにした。

八郷社長は「軽自動車やミニバンが多くホンダらしいクルマが少なくなったと言われる中でホンダにはグローバルで通用する強いモデルがある」とした上で、「新型CR-Vを来年日本に投入する。ハイブリッド仕様や3列仕様をラインアップし、幅広くSUV価値をお届けする」と述べた。新型CR-Vは海外で販売が始まっているが、日本では4代目の販売が終了した2016年9月以降、カタログモデルから外されている。

さらに『レジェンド』もデザインを一新するとともに、走行性能を根本から見直すなどフラッグシップとして磨きをかけ、来年発売する」ことも明らかにした。このほか「今年北米で発表した『クラリティ PHEV』を来年の夏、日本にも投入する。ガソリン車同等のユーティリティ性能を備え、100km以上のEV走行とモーター走行ならではの力強い加速、静かでスムーズな走行性能を実現したクラリティ PHEVは電動化モデルの広がりにつながる新たな提案」と述べた。

ホンダは今回のショーで『スポーツEVコンセプト』を世界初公開した。八郷社長は「どのような時代にあってもスポーティで爽快な走りで、意のままに操る喜びを提供したい。そんな思いを込めたホンダからの提案」と紹介した上で、「アーバンEVコンセプトと同じEV専用プラットフォームで、さらに低重心化し、より意のままに操ることができるスポーティな走りを実現する。デザインはスポーツカーとしての機能美を持つロー・アンド・ワイドなパッケージとし、広く親しみを持って長く愛されるように目指した」と述べた。

また日本初公開となったアーバンEVコンセプトに関しては「欧州での発売に続いて2020年に日本でも発売する予定」であることもアナウンスされた。

《小松哲也》

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