VWグループのV6ディーゼル、リコール計画を承認…米当局

自動車 テクノロジー 安全
VWトゥアレグ
VWトゥアレグ 全 3 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは10月23日、3.0リットルV6ディーゼルエンジン搭載車の排ガス案件に関して、米当局からリコール(回収・無償修理)計画が承認された、と発表した。

ディーゼル案件は米国で2015年9月、排気量2.0リットルの直列4気筒ターボディーゼル「TDI」エンジン搭載車で発覚。その後、2015年11月には、排気量3.0リットルのV型6気筒ターボディーゼルTDIエンジンでも、排ガス不正が行われていたと、このエンジンを開発したアウディが認めた。

違法なソフトウエアが搭載されていた3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルTDI車は、米国ではフォルクスワーゲン『トゥアレグ』、ポルシェ『カイエン』、アウディ『Q7などに搭載。3万8000台以上が、リコールの対象になる。

この3.0リットルディーゼル車に関するリコール計画が、米当局から承認。その内容は販売店において、排ガス制御関連のソフトウエアの改修を無償で行うというもの。フォルクスワーゲングループは、「当局と緊密に協力しながら、3.0リットルV6 TDI車のリコールを、できる限り早期に進めていく」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る