ルノーは10月25日、2018年7月をもって、「FIAフォーミュラE選手権」から撤退すると発表した。
今回の発表は、日産自動車が2018年末に開幕する第5シーズンから、FIAフォーミュラE選手権に参戦すると発表したことを受けての対応。ルノーと日産は同じグループに属することから、フォーミュラE参戦を日産に一本化する。
なお、ルノーのフォーミュラEへのエントリーは、2018年7月に終了する第4シーズンまでとなる。過去のフォーミュラEにおいてルノーは、第1/第2/第3シーズンのチーム部門を制するなど、成功を収めてきた。
ルノーの営業&マーケティング担当、ティエリー・コスカス上級副社長は、「ルノーはEVのパイオニアとして、高性能EVとエネルギーマネジメントについて、フォーミュラEから非常に多くのことを学んできた。日産とのアライアンスを通じて、モータースポーツ活動の恩恵を受けることを楽しみにしている」と述べている。