ホンダ、原付ビジネススクーター ベンリィシリーズを一部改良…新排ガス規制対応

モーターサイクル 新型車
ホンダ ベンリィ
ホンダ ベンリィ 全 7 枚 拡大写真

ホンダは、原付ビジネススクーター「ベンリィ」シリーズを平成28年度排出ガス規制に適合させるとともに一部仕様を変更し、『ベンリィ110』『ベンリィ110 プロ』を10月27日に、『ベンリィ』『ベンリィ プロ』を11月2日にそれぞれ発売する。

ベンリィシリーズは、新聞配達や宅配用途で求められる取り回しの良い車体サイズを特徴とするビジネススクーター。重い荷物も積める大型リアデッキや展開してもエンジン停止しないサイドスタンドなどを装備する。

今回、平成28年度排出ガス規制に適合させるため、燃料蒸発ガス抑制装置や排出ガスの異常を警告する車載故障診断装置を装着。また排出ガスの浄化とエンジンの性能を効率よく引き出す、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を引き続き採用している。

燃料タンクは大容量の10リットルを確保し、給油の回数を軽減。さらに日常点検でエンジンオイルの汚れや量の確認を容易にする点検窓を装備した。大型のリアデッキは配達の効率を追求。最大積載量を「ベンリィ」「ベンリィ プロ」は30kg「ベンリィ110」「ベンリィ110 プロ」は60kgとするとともに、低床設計により荷物の積み降ろしを楽に行うことができる。

メインスタンドは荷物が多い場合も、かけやすい工夫を施すとともにビジネス用途にふさわしい強度を確保。使用頻度の高いサイドスタンドはリターンスプリングを複数化して信頼性を向上させるとともに、接地ポイントの最適化により傾斜地での駐車安定性に配慮。さらに傾斜地駐車の補助機能として、フロントブレーキレバーロック機構を装備した。

車体色はロスホワイトの1色設定。インナーパネルは灰色から黒色へ変更した。

価格はベンリィが23万7600円、ベンリィ プロが24万8400円、ベンリィ110が28万0800円、ベンリィ110 プロが29万4840円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る