日暮里・舎人ライナー100両に…東京都交通局、2020年春に増備車デビュー

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増備車の車内イメージ。座席は全てロングシート(左)とし、車椅子・フリースペース(右)を全ての車両に設ける。
増備車の車内イメージ。座席は全てロングシート(左)とし、車椅子・フリースペース(右)を全ての車両に設ける。 全 4 枚 拡大写真

東京都交通局は10月27日、日暮里・舎人ライナーの車両を10両増備すると発表した。増備車両の運行開始は2020年春頃を予定している。

日暮里・舎人ライナーは、日暮里(荒川区)~見沼代親水公園(足立区)間9.7kmを結ぶ新交通システム。現在は2008年から順次導入された300形電車80両(5両編成16本)と、2015年にデビューした330形電車5両(5両編成1本)、今年5月にデビューした320形電車5両(5両編成1本)が運用されている。2008年の開業以来利用者が増え続けており、増発を中心としたダイヤ改正と車両の増備を繰り返している。

今回の増備車両は5両編成2本で、2019年度末の導入を予定。ドアを両開き方式とし、座席は全てロングシートにする。車椅子スペースもしくはフリースペースも全ての車両に設ける。車内空間を広くすることで輸送力の増強を図るという。また、各車2カ所に防犯カメラを設置。車内照明とヘッドライト・テールライトをLED化する。

増備車両が導入されると、日暮里・舎人ライナーの車両は100両(5両編成20本)になる。

《草町義和》

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