【東京モーターショー2017】エコドライブに必要な技術を高めていく…デンソー社長

自動車 ニューモデル モーターショー
デンソーはエコドライブと自動運転技術についてのカンファレンスを実施。
デンソーはエコドライブと自動運転技術についてのカンファレンスを実施。 全 6 枚 拡大写真

デンソーの有馬浩二社長は26日に東京モーターショーブースで行ったプレスカンファレンスで、同社が取り組んでいる「エコドライビング」と「自動運転」を中心としたスピーチを行った。

有馬社長は「エコドライブに必要とされるのが、エネルギーを使う・作る・蓄えるということ」と語るが、同社は「作る」についてはシリコンカーバイト(SiC)材料によるパワー素子を用いたインバータで。電気自動車のようなエンジンを持たないクルマで冬場の暖房エネルギーを「作る」ことについてはヒートポンプで。効率的に電気を「蓄える」ために充放電を最適化する電池ECUなど、いずれも同社が開発を進めている技術によって提供できるとする。

自動運転については「クルマの周囲、360度を認知することが必要」とし、同社はこれまでもミリ波レーダーや画像センサーといった「車両の眼」を提供してきたが、認知の高度化を進めていったり、人間の反射動作のように情報を瞬時に分析して判断できるDEP(データフロープロセッサ)の開発を進め、情報処理の高速化と消費電力の大幅削減も目指すという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る