ラ・フェラーリのレーサー、FXX-Kが「エボ」に進化…空力性能が大幅向上

自動車 ニューモデル 新型車
フェラーリ FXX-K エボ
フェラーリ FXX-K エボ 全 6 枚 拡大写真

フェラーリは10月29日、イタリアで開催された「フィナーリ・モンディアーリ」において、フェラーリ『FXX-Kエボ』を初公開した。

2014年に発表されたフェラーリ『FXX-K』は、フェラーリの頂点に立つスーパーカー、『ラ・フェラーリ』をベースに開発されたレーシングカー。32名の限られた顧客のために、少量生産。顧客はFXX-Kをサーキットで走行させることで、フェラーリの研究開発プログラムに参加する役割も果たす。

FXX-Kのパワートレインは、ラ・フェラーリの6262ccのV型12気筒ガソリンエンジン+HY-KERSを、レース用に専用チューニング。トータル出力1050psという圧倒的パワーを獲得した。

今回、イタリアで初公開されたFXX-Kエボは、FXX-Kの進化バージョン。エアロダイナミクス性能を大幅に引き上げているのが特徴。アクティブリアスポイラーと空力面で相乗効果を生む新デザインの固定式リアウイングをはじめ、新型のバンパー、フロントにはカナードや新形状のリップスポイラーが装着される。

これらの改良により、従来比で23%エアロダイナミクス性能を向上。市販モデルのラ・フェラーリに対しては、75%もの向上となる。200km/h走行時のダウンフォースは640kg、最高速到達時には830kg以上のダウンフォースを生む。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る