【F1 メキシコGP】フェルスタッペンが今季2勝目、ハミルトンが4度目のチャンピオンを決める

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2017F1メキシコGP (c) Getty Images
2017F1メキシコGP (c) Getty Images 全 9 枚 拡大写真

2017年のF1第18戦メキシコGPの決勝レースが29日、エルマノス・ロドリゲスサーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季2勝目をマーク。ルイス・ハミルトン(メルセデス)が最終戦を待たずに4度目のドライバーズチャンピオンを確定した。

予選では、逆転チャンピオンの可能性をわずかに残しているセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得するが、スタートで2番グリッドのフェルスタッペンがトップに浮上。さらにハミルトンもベッテルを抜きにかかった際に2台が接触してしまう。

これによりハミルトンは右リアタイヤがパンクし1周目で緊急ピットイン。最後尾に脱落してしまう。さらにベッテルもフロントウイングを破損し、同様にピットインを行い修復。チャンピオンを争う2台が後方から追い上げていくレース展開となった。

それでも、2台とも終始アグレッシブな走りをみせ、レース終盤になるとベッテルは4番手に浮上。ハミルトンも残り3周でフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)を抜き9番手まで挽回した。

結局、序盤のトップ浮上からレースを支配したフェルスタッペンが今季2勝目をマーク。2位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位にキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

ハミルトンは9位に入り、ブラジルGP、アブダビGPを残して歴代3位タイとなる4度目のチャンピオンを確定した。

マクラーレン・ホンダ勢ではアロンソが10位に入りポイントを獲得。ストフェル・バンドーンは12位でチェッカーを受けている。また今季スーパーフォーミュラに参戦していたピエール・ガスリーは今回からトロ・ロッソに復帰。13位でレースを終えた。

1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
3.キミ・ライコネン(フェラーリ)
4.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
5.エステバン・オコン(フォースインディア)
6.ランス・ストロール(ウィリアムズ)
7.セルジオ・ペレス(フォースインディア)
8.ケビン・マグヌッセン(ハース)
9.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
10.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る