【ITS世界会議2017】『Smart City Pavilion』をテーマに、カナダのモントリオールで開催

自動車 テクノロジー ITS
ITS世界会議の会場となったコンベンションセンター「Le Palais des congres de Montreal」
ITS世界会議の会場となったコンベンションセンター「Le Palais des congres de Montreal」 全 4 枚 拡大写真

高度道路交通システムに焦点を当てた国際会議「ITS世界会議」が30日(現地時間)、カナダ第2の都市モントリオール市でスタートする。今年で24回目を迎えたこの会議はカナダにとっては初の開催で、11月2日までの会期中に交通システムに関する諸問題について話し合う。

20世紀最大の発明と言われた自動車だが、その便利さと引き替えに世界は交通システムが引き起こす様々な問題に直面している。ITS世界会議では、この問題を最先端の通信技術によって解決を図ろうと官民学の研究者達がその研究成果を発表し合い、企業・団体による展示の他、最先端技術の成果として多くのライブデモも開かれてきた。今回も同様なプログラムが用意される。

カナダは今年、建国から150年、万国博覧会開催から50年の記念すべき年にあたり、また、モントリオール市は市制定以来375年が経つ歴史ある街だ。建国前はフランス領であったこともあり、今も住民の大半はフランス系カナダ人が中心。そのため、モントリオール市があるケベック州は第一公用語をフランス語とする。

その街で展開されるITS世界会議のテーマとなったのは『Smart Cities Pavilion』。世界の主要都市が交通における“スマートシティ”実現に向けた取り組みを発表する。会場はモントリオール市内中心部にあるコンベンションセンター『Le Palais des congres de Montreal』だ。

セッションは29日から既に始まっているが、正式な開会式を30日午前に開催。日本からはアジアパシフィック地域代表として、政府代表の警察庁長官官房審議官 長谷川 豊氏が登壇する予定だ。また、これに関する展示会も並行して開催され、日本を含む世界各国の政府・企業が出展する。

《会田肇》

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