関西本線も一部再開…JR西日本、11月1日から

鉄道 企業動向

JR西日本は10月31日、台風21号の影響で運転を見合わせている関西本線の一部区間のうち、柘植~加茂間の運転を11月1日の初発から再開すると発表した。

関西本線は、名古屋~JR難波間を結ぶ鉄道路線。亀山駅を境に名古屋方はJR東海、JR難波方はJR西日本が運営している。JR西日本の運営区間のうち亀山~加茂間は電化されておらず、気動車の普通列車が運行されている。

この区間は台風21号の影響により、中在家信号場~柘植間(三重県亀山市)で線路脇の亀裂と盛土法(のり)面の崩壊が発生。JR西日本は10月22日以降、亀山~加茂間の運転を見合わせている。代行バスは「バスの輸送力の確保状況」(JR西日本)を見ながら運行されており、10月31日は亀山発~加茂行きが12本、加茂発~亀山行きが10本、伊賀上野発~亀山行きが1本設定された。

11月1日からは、柘植~加茂間の運転が初発から再開される予定。ただし、一部の列車は運転時刻や行き先の変更、運転取りやめが発生する。線路の被害が発生した中在家~柘植間を含む亀山~柘植間は、引き続き運転を見合わせる。

台風21号の影響による運休区間は以下の通り(10月31日18時10分時点)

●JR西日本
関西本線 亀山~柘植~加茂 ※柘植~加茂間は11月1日再開予定

●南海電気鉄道
南海本線 樽井~尾崎 ※11月1日再開予定(単線による暫定再開)
高野線 高野下~極楽橋
鋼索線(高野山ケーブル) 極楽橋~高野山

●近江鉄道
本線(水口・蒲生野線) 日野~水口

《草町義和》

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