室内予備灯の点灯を体験…東京メトロ、銀座線で特別車の乗車イベント 12月17日

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予備灯を点灯した1000系特別仕様車の車内。「銀座線タイムスリップ」のイベント列車で見ることができる。
予備灯を点灯した1000系特別仕様車の車内。「銀座線タイムスリップ」のイベント列車で見ることができる。 全 4 枚 拡大写真

東京地下鉄(東京メトロ)は11月1日、地下鉄開通90周年記念企画のうち、12月17日に実施する「銀座線タイムスリップ~地下鉄開通当時にタイムスリップしよう!~」の詳細を発表した。銀座線でイベント専用列車の運行などが行われる。

イベント専用列車は12月17日の11時から13時30分までで、1000系電車の特別仕様車を使用。地下鉄開通当時や銀座線の歴史、駅にまつわるトリビアなどが車内放送で紹介される。また、特別仕様車に設置された室内予備灯の点灯や、地下鉄開通当時の制服(復刻)を着用した乗務員との記念撮影も予定されている。

乗車は事前応募制で、小学生以上(小・中学生は保護者同伴)の45組90人を募集。申込みは90周年記念の特設ウェブサイトで11月15日23時59分まで受け付ける。

このほか、当日は地下鉄開通90周年の歴史を紹介するリーフレットが上野駅で配られる。リーフレットを配る駅員は復刻制服を着用する。配布時間は10時から16時まで。

1000系は2012年、銀座線に導入された新型車両。車体デザインは90年前の銀座線開業にあわせて導入された旧1000形電車をモチーフにしている。今年1月から3月にかけてデビューした最終製造車12両(6両編成2本)は、旧1000形のイメージをさらに強調した特別仕様車に。車内は木目調の壁や真ちゅう色の手すりを採用している。

また、銀座線の旧型車両は電力供給用のレール(サードレール)が途切れている場所で車内照明が瞬間的に消えたため、この対策としてバッテリー電源の予備灯で車内を照らすようにしていた。特別仕様車は予備灯も設置しており、イベント運行などで予備灯の点灯を再現できるようにしている。

《草町義和》

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