【ITS世界会議2017】アイシンがパーソナルモビリティ『ILY-Ai』の最新版をワールドプレミア

自動車 テクノロジー ITS
電動三輪車として取り回しの良さを特徴とする「ILY-Ai」
電動三輪車として取り回しの良さを特徴とする「ILY-Ai」 全 11 枚 拡大写真

アイシン精機などアイシングループ3社は、カナダ・モントリオール市で開催された「第24回ITS世界会議モントリオール2017」に出展。「夢を叶える未来のモビリティライフ」を実現する技術の一つとしてパーソナルモビリティ『ILY-Ai』の最新版をワールドプレミアした。

【画像全11枚】

ILY-Aiは、目的地での“ラストワンマイル”を実現するための三輪タイプの電動スクーターとして、各地のショーでは既にお馴染みで、今年開催された東京モーターショーにも出展されたばかりだ。第24回ITS世界会議ではさらに機能アップした最新版のILY-Aiが登場。会場では繰り返しデモンストレーションされた。

4つのモードを備える基本的な走行形態は従来と同じだが、最新版では追従時の認識精度を大幅に高めたことがポイントとなる。そのために、従来の3次元LiDAR/カメラに加え、車体の左右に2次元LiDARとカメラを追加。ここで得た情報を元にAIが周囲の状況を高精度に判断し、混雑した場所でも迷うことなく追従するようになったという。

また、この搭載によって斜め後方での追従も新たに実現。スマートフォンでその追従方法の指定もでき、真後ろだけだった従来に比べて、先導車から追従状況をより確認しやすくした。これは自動運転の実現にも通じる技術でもある。

ILY-Aiは、三輪という小回りの良さも手伝って、想像以上にスムーズに取り回せそうな印象だ。ただ、このようなパーソナルモビリティは、世界的に普及が進んでおり、それに伴って事故も増える傾向にある。その状況下で事故を未然に防止するのに必要なのが知能化だ。アイシンはこの試作機を通じて実績を積み上げ、2020年頃までには実用化したい考え。

《会田肇》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型トヨタ『セリカ』、2.0ターボ+4WDで復活か…全貌に近づく
  2. マツダ『CX-60』大規模刷新へ、内外装からエンジンまで…ラージ商品群4車種をテコ入れ
  3. 国産初「1.8ツインカムターボ」搭載、7代目トヨタ『コロナ』の実力【懐かしのカーカタログ】
  4. 三菱『パジェロ』3階層のシリーズ展開へ…軽も登場、壮大なシリーズ化が始まる
  5. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】ノマドに乗るならやっぱり「ATがオススメ」な理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る