日産、7日から生産・出荷を再開---追加改善措置の実施を条件に

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不適切な完成検査で、国交省が最初に立ち入った日産車体湘南工場
不適切な完成検査で、国交省が最初に立ち入った日産車体湘南工場 全 3 枚 拡大写真

日産自動車は、無資格者の完成検査問題で国内向けモデルの生産を停止していた日産車体を含む国内の完成車生産拠点6工場で再発防止策を実施して11月1日から11月7日までに、国土交通省の立ち入り検査を受けたと発表した。

オートワークス京都を除く5工場への国土交通省の立ち入り検査で、国土交通省への届け出書類と工場での実作業を行う基となる標準作業書との不整合などが発見された。このため、これを見直した上で国土交通省が確認した。

また、これとは別に、第三者調査チームの調査で、完成検査員任命・教育プログラム運用面でも不正が発見された。同社では、今後間違いない生産準備とするため、再教育・再試験などの追加の改善措置を実施する。

同社では、国土交通省がこれら追加改善措置の実施を条件に、完成検査の適正化を確認したことから、オートワークス京都を除く5工場での国内市場向け車両の生産・出荷を11月7日から順次再開することを決定した。

《レスポンス編集部》

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