ポルシェ、旧車向けセキュリティ装置を開発…遠隔操作でエンジン再始動防止も

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ポルシェ356(東京モーターショー)
ポルシェ356(東京モーターショー) 全 2 枚 拡大写真

ポルシェは11月7日、最新モデルと同様のセキュリティシステムを、ポルシェのクラシックモデル向けに開発し、2018年に発売すると発表した。

このセキュリティシステムは、「ポルシェクラシック車両追跡システム」と命名。車両に装着されたセンサーとGPSを利用した監視システムにより、盗難被害に遭った車両を迅速に発見する。

例えば、最後の空冷ポルシェ『911』として人気の高い「タイプ993」型では、車両が盗まれたことを示す警告を、オーナーとセキュリティセンターに送信。セキュリティセンターは、GPSセンサーを使用して、盗まれた車両の現在位置や走行ルートを特定。遠隔操作で、エンジンが再始動できないようにすることもできる。

追跡システムのインストールと関連サービス契約の完了は、ポルシェクラシックパートナーまたはポルシェセンターによってのみ行われる。ポルシェクラシック車両追跡システムは、オプションの電圧変換器を使用して、6Vの電気システムを搭載したポルシェ『356』(1948年~)でも使用できる。

ポルシェクラシック車両追跡システムは、356から『カレラGT』まで、すべてのポルシェクラシック車両に適合。2018年春から、まずは欧州で発売される予定。

《森脇稔》

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