ケン奥山が創り出したカタチ…インパクトドライバーの「究極」

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ヘッド部に小さなLEDライトが組み込まれているので、暗い場所でも手元を照らしながら作業できる
ヘッド部に小さなLEDライトが組み込まれているので、暗い場所でも手元を照らしながら作業できる 全 10 枚 拡大写真

愛車にも身の回りのアイテムにもこだわりたい、そんなガレージライフを送る読者に、オススメしたいパワーツールを紹介しよう。
リョービとKEN OKUYAMA DESIGNとのコラボレーションにより生まれたプロ用の充電式インパクトドライバー「BID-10XR」が、いま多くのユーザーに支持されている。その人気の秘密とは?

奥山清行氏が率いる「KEN OKUYAMA DESIGN」がデザイン

注目したいのはそのデザイン。イタリア人以外ではじめてフェラーリをデザインした人物として世界的に広く知られる工業デザイナー奥山清行氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」がデザインを担当した。優れた性能と操作性で、所有することで誇りや高揚感が感じられるモデルとなっている。究極を意味する「EXTREME」の「X」と、ブランド名RYOBIの頭文字「R」をモデル名に冠し、リョービのフラッグシップモデルとして位置づけられる。

心に深く突き刺さる「BID-10XR」のフォルムだが、デザインを手掛けた奥山氏はこう語る。「決して今までのインパクトドライバーに、美しいボディを被せただけのものではない。自動車のマセラティ・クアトロポルテをデザインした時も、重量配分を熟考しエンジンやドライバーの着座位置をミリ単位で何度もシュミレーションした。それと同じことをこのインパクトドライバーで行っている」という。
手に持った時のバランスから始まり、振動が手に伝わらない構造にするなど道具として基本的な内部構造の設計まで携わったという。

実は奥山氏は、持っているバイクは全てエンジンからバラして組み直すほどの人物なのだ。こうした作業にインパクトドライバーは欠かせない。なにを隠そう奥山氏もリョービ製品のヘビーユーザーでもあったのだ。「使っている時だけでなく、腰などにぶら下げるにはどうしたら機能的か。ケースに入れて棚に収めるには、どうすればベストか」など、デザイナーの普段からの体験がこのモデルにはフィードバックされているという。

こうして見ると「BID-10XR」は細部まで熟考されて完成したカタチだということが伝わってくる。何より今までとは違う特別なことができそうな道具だと感じてくる。

◆先進的なキャリングケース

付属の専用のキャリングケースのデザインも抜かりない仕上がりだ。片手で素早く開閉できるワンバックルが採用され、ケース上部の小物入れは取り外して持ち運び可能で、ケースに充電器を入れたままで充電できるなど、現場の声を随所にフィードバックしている。


◆高い安定性と長寿命を実現

搭載されているブラシレスモーターは、ブラシという機械的な接点をもたないため、高い安定性と長寿命、高速回転が特長だ。18Vの高い電圧を効率良く出力(パワー)にかえることで、18Vクラスで最強のトルク180N・mを実現。さらに、大容量6Ahの電池により、従来モデルと比較して使用時間が約2倍となっている。

◆操作性とバランスに優れたショートボディ

18Vクラス最短のヘッド全長により、狭いスペースの作業において高い操作性を実現。様々な作業姿勢や位置、向きに対応する優れた重心バランス構造により、常に安定したパフォーマンスを発揮する。外観デザインも操作性を高めることを目的とした機能性を重視したデザインになっている。

直感的な操作感

作業に応じて5つのモードを選択できるのも特長のひとつだ。直感的に操作できる独自のサイドボタンを採用。本体を握ったまま親指でサイドボタンを押すことでモードを切り替えられるため、シームレスな作業を行える。また、サイドボタンの「XRロゴ」がモード別に3色に光ることで、作業中のモード設定状態を確認できる。

<商品仕様>
電池パック :リチウムイオン/6,000mAh
電圧    :18V
充電時間  :47分 ※周囲の温度や電池パックの状態により変動する
質量    :1.4kg ※電池パック取り付け時の値
本体寸法  :長さ106mm×幅79mm×高さ240mm
付属品   :電池パック B-1860L(2個)、充電器 BC-1800L
       キャリンクグケース、べルトフック(本体取り付け)
希望小売価格:71,000円(税抜)

<問い合わせ先>
リョービ販売
ナビダイヤル:0570-666-787

あのカーデザイナーが創り出す… 究極の「インパクトドライバー」のカタチ

《カーケアプラス編集部》

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