拡張現実アートカーがレース実戦デビューへ…アプリでBMW M6 GT3 を見ると?
モータースポーツ/エンタメ
エンタメ・イベント

GTワールドカップは、GTカーによるスプリントレースとして、世界一栄誉あるレースと言われる。世界のトップマニュファクチャラーやレーシングチームが集い、最速のGT3カーが見られる場となる。
18台目となるBMWのアートカーは、中国人が初めてデザイン。中国人アーチスト、ツァオ・フェイ氏が、中国の変化の速さや、その伝統と未来を、アートカーに反映させた。同氏は、BMW『M6 GT3』の車体をキャンバスに、3つの要素を重視してデザイン。独自のカーボンブラックの車体には、専用アプリでアクセスできる多彩な光の流れを描き出したAR(拡張現実)作品とした。
同氏が着目したのは、車体のカーボンファイバー構造。つや消しブラックを使って、M6 GT3をデジタル世界の可能性に組み込んだ。プラクティショナーとしてスピリチュアルな動きを見せ、それが多彩な光の流れに包まれる。アートカーの周囲でアプリを起動すると、その光の流れがM6 GT3の上と周囲で、ARを浮かび上がらせる仕掛けとなっている。
《森脇稔》