クアルコム、ブロードコムの買収案を拒否…会長「車などの分野で現在最高の立場にある」

自動車 ビジネス 企業動向
クアルコムのC-V2Xコネクテッドカー技術のイメージ
クアルコムのC-V2Xコネクテッドカー技術のイメージ 全 1 枚 拡大写真

米国に本拠を置く半導体大手のクアルコムは11月13日、ブロードコム・リミテッドからの買収案を拒否すると発表した。

クアルコムは現在、第5世代移動通信方式(5G)の実用化に注力。自動車、コンピューター、IoT(モノのインターネット)、データセンターなどの産業において、コネクテッドな通信ネットワークを構築している。

クアルコムと同業のブロードコム・リミテッドは2017年11月上旬、クアルコムを買収する案を発表。しかし、クアルコムはこれを拒否した。その理由は、クアルコムが過小評価されているためという。

クアルコムのポール・E・ジェイコブス会長は、「ブロードコムの提案は、モバイル技術におけるクアルコムのリーダーシップと将来の成長見通しと比べて、著しく過小な評価と、取締役会は全会で一致した。半導体業界のモバイル、IoT、自動車、エッジコンピューティング、ネットワーキングなどの分野において現在、より良い立場をとっている企業はクアルコムの他にない」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る