テロ対策装甲SUV、サンドキャット・ストーマー…手りゅう弾2個に耐え得る性能

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イスラエル・プラサン社の新型サンドキャット・ストーマー
イスラエル・プラサン社の新型サンドキャット・ストーマー 全 1 枚 拡大写真

イスラエルに本拠を置くプラサン社は11月16日、新型『サンドキャット・ストーマー』を発表した。

同車は、世界中の警察やテロ対策チームに向けて開発された装甲SUV。新型では、初の右ハンドル車を設定。日本や英国、オーストラリアなどの国からの需要にも対応する。

ベース車両は、フォードモーターのフォード『F550スーパーデューティー』。堅牢なシャーシに強力なエンジン、タフな四輪駆動システムをベースとする。乗車定員は10名。

新開発の「スキャットシステム(SCAT)」を搭載。SCATは、24時間画像、指令統制システム、視覚妨害装置、マルチショット40ミリ発煙/催涙弾発射装置、長距離音響装置、オプションのライフルを備えた屋根取り付け型「RCWS」(遠隔操作式の無人砲塔)。「民間人の犠牲を防ぎ、システムオペレータには危険の及ばない群衆整理を行える」としている。

また、新型サンドキャット・ストーマーは、B6/B7レベルの防護性能を備える。同社によると、AK47 7.62×39 APやドラグノフ(Dragunov)7.62×54 AP、DM51手りゅう弾2個の攻撃にも耐えるという。

《森脇稔》

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